日本の医療

日本の医療は、複数提供者制の社会保険によるユニバーサルヘルスケアが実現されており、厚生労働省が所管しています。その医療制度は「国民皆保険制度」「フリーアクセス」「自由開業医制」「診療報酬出来高払い」に特徴づけられます。

診療に関しては、保険診療に対して、自由診療があります。自由診療とは、公的な医療保険が適用されない医療技術や薬剤による治療のことです。治療にかかる費用はすべて患者負担となります。

２０１７年度においては、日本は、一人当たりの医療費は年間４２００ドル、米国は一人当たり１０１００ドル程度。イギリスは日本程度で、ドイツが一人当たり６０００ドルで、世界第二位の医療費がかかるのはスウェーデンで、一人当たり７０００ドル程度。日本の医療費は米国の４０％程度の費用です。米国は、非常に医療費が高い。これはよく知られているところです。