高血圧とは、血圧が慢性的に高い状態が続く状態のことです。血圧は、体を動かしたり、寒さを感じたりするだけでも上がりますが、こうした上昇は一時的なもので、本来ならすぐに正常な値に戻ります。しかし、高血圧の人は安静にしている時でも血圧が正常値よりも上昇する状態が続いており、なかなか正常値に戻りません。高血圧は日本人の生活習慣病による死亡に最も大きく影響する要因とされており、高血圧を防ぐことが健康を維持する鍵になるといわれています。血圧がくり返しの測定で診察室血圧で最高血圧が140mmHg以上、あるいは、最低血圧が90mmHg以上であれば、高血圧と診断されます。
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