2023-01

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カテーテルの治療術後の再狭窄率

カテーテルの治療術後数週から数ヶ月のあいだに、50%以上の狭窄になってしまうことを再狭窄と考えますが、バルーンによる拡張に成功した血管の4割、ステントを留置した2割くらいに起こるとされていました。現在では、ほとんどの症例では、薬剤溶出ステン...
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急性心筋梗塞の死亡率は40%

急性心筋梗塞はひとたび発症するとその死亡率は40%と高く、多くは病院で治療を受ける前に死亡(突然死)しているのです。急性心筋梗塞発作を起こして救急車で、病院に到着できた方の死亡率は5%です。そして、救急手当てが1分遅れるごとに7~10%ずつ...
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LDLコレステロール治療における到達努力目標値

血管のカベが厚くなることを“動脈硬化”といいます。 おもに血管の老化現象ですが、そこにコレステロールなどの脂質の多い食事や運動不足、高血圧、糖尿病などの要因が加わると、動脈硬化がさらに進行し“プラーク”と呼ばれる血管壁に生じた動脈硬化巣の病...
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動脈硬化巣をカテーテル治療で直接切除

狭心症などの冠動脈疾患のアテローム性動脈硬化病変(プラーク)に対して、バルーンやステントを使って治療することや、その前にまずロータブレータという器具を使って硬くなった部分を削るという方法があります。それ以外にカテーテルの治療として、冠動脈ア...
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ロータブレータによる冠動脈石灰化病変の治療

ロータブレータは、カテーテル治療するチューブの先端に、ダイアモンドの細かい粒を付着させた小さなドリルが取り付けられたものです。ドリルが高速回転して石灰化した部分を削り取ります。冠動脈が硬くなっている(石灰化)病変の場合は、経皮的冠動脈インタ...
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狭心症で以前と同じ症状

狭心症の症状は、胸痛という言葉で表すと適切な感じではありません。胸部を押さえつける感じであります。狭心症と診断されて、治療にて狭心症が改善した方は、その本当の狭心症の症状を知っておられます。ですから、以前、狭心症で治療をされて、よくなった患...
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ニトログリセリンと狭心症

ニトログリセリンは、狭心症に効果ある薬剤として大変有名です。ただ、狭心症の診断は、臨床の現場では本当は難しく、症状のある時に心電図、または心エコーをしていると、その症状が狭心症かどうかを的確に診断できます。しかし、タイミングよく、その症状の...
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冠動脈の有意狭窄

冠動脈は、アテローム硬化により冠動脈が狭窄を引きおこしますが、有意狭窄とは、労作にて狭心症症状が出る程度の狭窄で、通常は75%以上の冠動脈狭窄で症状が起こり、これを「有意狭窄」と呼んでいます。50%の狭窄でも、画像では、細く見えますが、これ...
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全身状態(general condition)の把握

患者さんを診察する際、大事なことは、問診をしっかりとることですが、次に行う診察で一番大事なことは、全身状態の把握です。実は問診を取る前から全身状態は把握できます。診察室に、入ってこられる状態から、考えるというよりは、感じることができます。英...
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アテローム性動脈硬化と急性冠症候群

動脈硬化とは、動脈の血管が硬くなって弾力性が失われた状態です。動脈は、内側から内皮細胞、内膜、中膜、外膜の騒擾の構造になっています。心臓を養う冠動脈には、動脈の一番内側の内膜に粥(かゆ)状の病変(プラーク)と呼ばれる病変が形成され、動脈が細...